Cobalt's Movie Log

映画鑑賞の感想など

映画「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」を鑑賞

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遅くなりましたが「IT」観てきましたよ。2017年の前編から2年。後編がやっと公開です。1990年の映画のリメイクですが、もとの映画が好きだったのと、前編も良かったので、後編は観に行きたいと前から思っていました。会社帰りのちょうどいい時間に上映時間があると観に行けますね。梅田の映画だと19時始まりくらいがちょうどいい時間です。平日だと終わるのは10時過ぎくらいがいいですね。よろしくお願いします。

 

さて、感想としては、娯楽作品としていい出来でした。ホラー映画は人が死ぬシーンを見せるだけの映画が多いのですが、この映画はオリジナリティがものすごくあって、人間ドラマといってもいいと思います。それぞれ心に傷を持った大人たちが、昔の友人に呼び出されてITと再び戦うために、田舎に集合するのですが、それぞれのトラウマと、ITの恐怖とがうまくオーバーラップしていて、物語に引き込まれました。

 

スティーヴン・キング自身もド近眼で、いじめられた経験もあると何かで読みました。不器用でうまくいかない人間の表現がとにかくうまい。「キャリー」「スタンド・バイ・ミー」とか、こういう映画がヒットしたのは、アメリカでもすべての人が成功するわけではないということ。多数の人は、うまくいかない人ばかりだということでしょう。

 

でもこちらの映画もストーリーがわかっていたので、ジェームズ・マカヴォイの演技が上手いなあ、などと観てました。ハリウッド映画だと30代後半から40代前半くらいが一番活躍していますね。邦画は若い役者が中心のものが多いような気がします。