映画の鑑賞記録をしばらく書いていなかったけど、この映画は素晴らしかったので、メモ書き程度でまとめておく。
この映画は私の2022年のベスト映画になる予感がする。まだ１月なんだが（笑）
その理由はいくつかある。ひとつめは、レディー・ガガとアダム・ドライバー、後ほかの俳優たちの演技がとてもよかったこと。グッチ家の５人は、みんな性格も価値観も違うのだけど、それぞれの感情や決断に共感できたのは、演技がよかったところが大きいと思う。特にアダム・ドライバーは最初スターウォーズで観て、存在感があるなあ、と思ってたけど、ものすごくいい役者だと思った。
ほか、時代設定が８０～９０年代なので、当時のファッションや音楽が楽しめたところもよかった。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」も同じように時代を楽しめたけど、あっちは１９６０年代だったので、リアル世代じゃなかった自分には当事者意識がなかった。この映画の時代設定は、自分の若い頃だったから、時代の雰囲気が懐かしかったね。金持ちの世界は自分とは無縁だけど、美しいものはやはり見て楽しい。
しかし、もう一回見たいかと言われると、たぶん見ないかなあ。ストーリーが暗いというか、あまり楽しい話ではないからね。
