2021年に心斎橋パルコの13階に映画館がオープンしました。シアタス心斎橋です。
この映画館は、心斎橋の駅のすぐ側、とても便利な場所にあります。一度行ってみようと思っていましたが、昨年度は新型コロナでほとんど在宅勤務であったので、長らく行きそびれてました。たまたま観たい映画をやっていたので、昨日やっと利用することができました。
スクリーンはそれほど大きくありませが、コロナ対応もよく出来ていて、シート間は広めの快適な映画館でした。これからこの映画館を利用することが増えそうです。
観た映画は、ギレルモ・デル・トロが監督した「ナイトメア・アリー」です。
時代は第二次大戦前夜のアメリカ。見世物小屋に流れ着いたある男の、成功と破滅の物語です。デル・トロ監督はホビットシリーズの映画や、シェイプ・オブ・ウォーターなどをつくった優秀なクリエイター。この映画も世界観、ストーリー、演出、カメラワークなど、質の良さを感じました。物語のテンポもよくて、とても楽しめました。
ただし、ソツなく出来過ぎているところがあり、映画をたくさん観ている人にとっては、どこかしら既視感があるかもしれません。リメイクということもあるのかな。何かしら新しい要素がもっとあってもよかったのでは?と感じました。質の高い映画であることは確かですが、監督に期待しすぎて物足りなさを感じてしまうというパターンかもしれません。でもまあ面白かったです。