Cobalt's Movie Log

映画鑑賞の感想など

映画「永遠に僕のもの」を鑑賞

長い夏休み連休もいよいよ終わりです。

 

昨日は気温が少し下がったので、一日中バイクで走り回っていました。気の向くまま適当に京丹波の方を流していましたが、まだ走っていない林道を発見したりして、気持ちのいいツーリングが楽しめました。

 

今日は少し疲れていたので、明日から仕事もありますし、涼しいところでゆっくり過ごそうと、梅田スカイビルの映画館へ「永遠に僕のもの」という映画を観に行きました。

 

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ストーリーは、1970年代のアルゼンチンの実話犯罪事件をベースにしています。犯人がものすごい美少年だったということが注目された事件だったようです。

 

主演の俳優も、ものすごい美少年。これがデビュー作とは思えないほどの堂々とした演技でした。いやいや男前すぎる。男の私が見ても、ぞくっとする色気を感じるほど存在感がありましたね。かなりフェロモンが出てる男優です。

 

最初は簡単な泥棒から始まり、殺人へとエスカレートしていく主人公の少年は、どんな犯罪を犯しても良心の呵責にとらわれることはありません。他人の感情を理解できないサイコパスです。

 

そうそう、同じようなモチーフでは、キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」がありますね。かなり古いですけど。キューブリックの方は、少年犯罪者と、それを更生させる洗脳技術の話で、なかなかテーマに奥深いものがありました。

 

この「永遠に僕のもの」は、考えさせられる話というよりも、70年代のファッションや、文化、音楽などを楽しむミュージックビデオ的な映画といえるでしょうか。映像は刺激的かつ魅力的で、画面に引き込まれ退屈することはありませんでした。

 

しかし話としては、犯罪と出来事を描いているだけで、それほど深いものはありませんでした。何故主人公が犯罪を犯すようになったのか、なぜ彼は平気なのか、クールなのか、人格障害なのか快楽主義者なのか、よくわかりません。スタイリッシュで危険な70年代は描けているので、それでいいのかもしれませんけど。

 

でも美男子好きな女子にとっては、かなり偏差値の高い作品ではないでしょうか。いやほんと観てるだけでよい役者というのを久しぶりに観ましたわ。映画は視覚的な娯楽ですので、こういうのもありだなあ、と思いました。

 

 

梅田のスカイビルは、ちょっと大阪駅から行きにくい場所にあります。

 

 グランフロントからJRの旧貨物基地の下を地下道で歩いていかないと行けません。でも観光客や一般客がいつもいっぱいなので、人気がある場所なんでしょうね。映画館と展望台とレストラン街くらいしかないのに人気な場所です。

 

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地下の食堂街は、昔の街並みを模したインテリアになっていて、楽しい場所になっています。映画を観た後、こちらでランチを食べました。

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