Cobalt's Movie Log

映画鑑賞の感想など

映画「フリーソロ」を鑑賞

シネ・リーブル梅田にドキュメンタリー映画の「フリーソロ」を観に行きました。シネ・リーブルの会員になってるので1300円で観れます。

 

今日は休日なので、バイクで行きました。初めて梅田スカイビルの地下駐車場を利用しました。先払いで600円です。うーん、ちょっと高いですね。グランフロントの南館のバイクの駐車場料金は、100円/60分で当日最大500円ですから。梅田は通勤定期を使えばお金がかからないのですが、休日は電車に乗りたくないので、駐車料金を払っています。

 

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映画の話に戻りましょう。

 

フリーソロっていうのは、ロープなど安全装置を使わずに、ロッククライミングすることです。指先で体を支えるあれです。今まで誰もフリーソロで登ったことのないエル・キャピタン」という岩山へ、アレックス・オノルドという有名なクライマーが、挑戦するまでを記録したドキュメンタリー映画です。

 

主役のアレックス君はなかなかのイケメン。つきあってる彼女も美人なので、映画の映像として、すごく絵になっていました。しかし、性格はかなりの変わり者です。さすが油断して落ちたら死んでしまうようなことをやってる男だけあって、普通の感性ではありません。彼女も気苦労が絶えないのがうかがえます。

 

撮影するスタッフも、登山のことをよく知っているようで、撮り方や映像も魅せるものがありました。この映画はアカデミー賞のドキュメンタリー部門を受賞したそうです。クオリティは高いですね。しかしとにかく怖い。私は高所恐怖症なので、画面を見ながらハラハラしてました。

 

フリーソロというものをあまり知らなかったのですが、入念な下準備をやっているということがわかりました。いくつかある難所は事前にチェックしていて、ロープをつけた状態で練習をしっかりしているのです。そりゃそうだろうなあ。いきなり本番では無理だよ、と思いました。

 

アメリカは国土が大きく、自然が豊かですので、日本よりもクライミング文化は人気があるようです。フリーソロのクライマーで、収入を得て生活できるのですから。また、誰もやっていないことに挑戦している人が評価される国なんですね。しかも命がけの危険であればなおさら。これは日本では成り立たないだろうな、ということを思いながら観ていました。

 

圧巻は最後の20分間の命綱なしで登っていくシーン。ドローンで撮った映像は、美しいのですが、危険な場面が続いて手に汗握ります。トム・クルーズの映画よりスリルあります。高所恐怖症の人は観に行ってみましょう。

 

映画を観終わったら、地下1Fの食堂街でインド料理のランチを食べました。ここの食堂街は美味しいお店が多いです。